こんばんは(^ ^)
お立ち寄りいただきありがとうございます!
前回の続きです。
婚姻費用分担調停と離婚調停、ダブルで4回目の日。
この日待合室に居ると、裁判所の職員が血相変えてやって来て、
手違いがあって、彼もこの待合室にやって来る。
今、下で引き止めているから、早く移動を。と。
急いで違うフロアの待合室へ移動しました。
危なかったー(´Д`;)
すごい勢いで謝られました。
…前に、確か東京家裁で、離婚調停に来た奥さんが夫に殺された事件があったと思います。
この事件を知った時、この時の事を思い出して、震えました。
そんなトラブルがありながら、4回目の調停が始まりました。
まずはわたしの番。
調停委員は、婚姻費用分担調停の事をどうやって知ったか。
とだけ聞いてきました。
弁護士様に教わったと答えて、彼の番へ。
〜
そして次に呼ばれた時、やっと事態が動きました。
彼は、婚姻費用分担調停の7万円なんて、毎月払えない。と。
作って来た誓約書を、わたしが書けば離婚に応じると。
その誓約書の内容は、
月に1度、子供を[彼の両親]のところへ連れて行って会わせる事。
養育費などのお金は一切払わない事。
…あとは忘れちゃったのですが、とてもヘンテコなものでした。
[彼の両親]のところへ子供を連れていく。って…
わたしは、「書きたくない。」と調停委員に言いました。
そしたら調停委員、
こんなの私文書で、なんの効力もないし、(離婚する前の) 今の名前で書いて、離婚すれば名前が変わるから、あなたが書いた事にならない。
とにかく彼は言ってる事が変だから、さっさと書いて、別れた方がいい!
子供のためにも、いっしょに居ない方がいい。
と、言ってくれました。
これは
最高に嬉しかったです!
調停委員は彼の変さも解ってくれて、わたしの味方になってくれました!
あと、
彼を子供に会わせるのも、子供が小さい間は、ここの裁判所を通さないと、会えない事にした方が良い。
子供に会わせる場合は、子供に金品を渡さないように、書面で約束するといい。(子供の為にならないし、いかにもやりそうな彼だから)
など、アドバイスしてくれました。
そしてまた彼の番。
〜
彼の番がおわり、また調停委員のところへ。
彼は、誓約書を書いたなら離婚する。と言ったらしい。
いよいよ離婚。
手続きをするため、彼もこの部屋に来る。
わたしが座っている左側のドアから、彼が入って来た。
刺されるかも。と、思って緊張しました。でも、わたしは真っ直ぐ前を向いていました。
彼がわたしの後ろを通って右側の椅子に座る。
視線が突き刺さる。
わたしの事を上から下まで物凄く見ているのが分かる。
わたしは、視線に耐えて真っ直ぐ前を向き、調停委員の指示通り手続きを進めた。
裁判所を通さないと面会出来ない事や、もし会った時には金品を渡さない事など、さり気なく調停委員は彼の同意を得て、彼の私文書とは違い、きちんと調停調書に記入してくれた。
離婚成立!!!
調停委員は、「彼に話しがあるから」と言い、彼を部屋に残してわたしは退出しました。
すると、直ぐに別の職員が来て、タクシーが来る間、別の部屋に匿ってもらう。
タクシーに乗って駅へ向かう。
この日は、駅で彼の仲間が待ち伏せしてたら、とか思い、最寄り駅のひとつ先の駅でタクシーを降り、電車であちこち遠回りをして帰りました。
帰って、無事子供に逢えて嬉しかった。
寮の職員に、離婚成立を報告したら、みんな「おめでとう!」と言ってくれました(*^^*)
次の日からまた手続き、子供の姓がまだ彼の方になっているので、今度はわたしの住む地域の管轄の家庭裁判所で手続き。
役所で母子家庭の手続き。などなどいっぱい。
この時に、わたしはすごい風邪をひいてしまい、それでも手続きに行ってて、順番待ちの時に眠ってしまったり、役所の方が箱ごとティッシュを貸してくれたり、優しくしてもらいました。
皆さまありがとうございました!
最後に、彼へどうしても言いたい事があるので、ここで言わせてもらいます。
2人ともバカだったね。
ものすごく大嫌いだけど、
わたしに、子供を授けてくれて、どうもありがとう!!
次回に、数年後にあった出来事を、もうひとつ話します。
ここまでお読みいただき、お付き合いいただき、ありがとうございました。