こんばんは(^ ^)
お立ち寄りいただきありがとうございます。
前回の続きです。
家を出たその日、まず 別の地域の、自治体の福祉センターみたいな所へ行きました。
DVから逃げて来て、行くところが無い、と受付で話し
彼が、脅しながら怒鳴っている録音テープを聞いてもらって、色々と訳を話し、即日シェルターに入れてもらいました。
彼には絶対に見つからない安心出来る場所です。
そこは一軒家で、一階には家主さんが住んでいました。
二階に共用のキッチンとお風呂があり、他に三部屋あって、そのうちの一部屋に入りました。
他の部屋には、この時は誰もいませんでした。
それから赤ちゃんと近所を散歩しました。
公園で遊び、いっしょにご飯を食べ、お風呂に入り、眠りました。
何も怖くない。我慢もない。
いっぱい悩んだけど、出て良かった!
赤ちゃんと、何も思わずにたくさん遊んで、なんと言うか…改めて、愛おしさでいっぱいでした。
そして、次の日からは役所の手続きがたんまりとありました。
シェルターで、赤ちゃんをあずかってもらい 役所で手続きを していた時に、母親から着信がありました。
彼が実家に来ている。
住民票を移した事に気付き、
今から役所へ向かう。との連絡。
わたしの実家から、役所までは割と近い。
役所の人に電話の内容を話すと、
すぐにカウンターの中に入れてくれた。
外から見えないようにしゃがんだ。
手と足が震えていた。
そこから直ぐに、
彼が住民票を元の住所に戻せないように、たまたま持っていた わたしのパスポートでストップをかける。
これで、わたしのパスポートが無ければ、住民票は動かせなくなった。
そしてすぐに、カウンターの中を四つん這いで進み、役所の裏口にタクシーを呼んでもらって、シェルターへ帰った。
本当に怖かった。
役所の皆さま、本当にありがとうございました!!
その後、
わたしが役所を出て、10分後位に彼が到着、カウンターで
「住民票を元に戻せ!」
と、大声を出して暴れたらしい。
勝手に住民票を移すのは、法律違反で、公印私文書偽造と言う犯罪なんだ。
と、うちの母親に言ったりしたらしく、もうめちゃくちゃ。
お母さん。本当にすみませんでした。
彼は、根本的に他人の事をバカにしていると、この時に確信しました。
他人は自分の思惑には気付かないと思っているんだ。
人を操作しようと考えているから、こちらの心情を、自分の都合いいようにしか解釈できないんだ。
だから想定外になると、キレちゃうんだ。
酷い妄想族。
それはわたしもか?
…とにかく鉢合わせにならなくてよかったです。
この頃に、携帯電話も解約して、新しい番号にしました。
彼の父親から、たくさん着信やメールがありましたが、全部無視しました。
お義父さん本当にすみませんでした。
次回に続きます。
ここまでお読みいただき、お付き合いいただき、ありがとうございました!