こんばんは(^ ^)
お立ち寄りいただきありがとうございます!
前回の続きです。
春休み中に、定時制高校を受験しました。
願書の手続きや、どの学校にするかなど、ぜんぶ自分でやりました。
あまりよく覚えていませんが、役所とかで、定時制高校の事を知ったと思います。
無事に合格出来て、とても とても とても 嬉しかったです♪
その春は、きょうだいも進学していて、お祝いに、服と腕時計を買ってもらっていました。
それと、家族はわたし抜きで、みんな でうなぎを食べに行っていました。
わたしは、定時制高校合格なんて、何も貰えなくて仕方ないし、うなぎも、わたしも行ったら、その分お金がかかるし。と、普通に受け止めていました。
でも、悔しいとも思っていました。
新聞の折り込みチラシを見て、近所の通信販売の会社にアルバイト先を決めました。
緊張しながら、電話をして、履歴書を書いて、面接を受けに行き、即決。
次の日から働く事が出来ました。
とにかく前へ進まないと、また虐められる。この一心で必死でした。
朝から夕方まで働いて、夕方から学校へ通う生活が始まりました。
高校では、まわりの仲間とすぐに仲良くなれました。
給食が印象的で、今までとは違って、ガッツリ系の大人の定食でした。
仕事の後、そのまま自転車を全力で飛ばして、ギリギリ授業に間に合っていたので、お腹ペコペコ。いつも楽しみに食べていました。
バレー部にも入りました。張り切って、その頃流行っていたブランドのジャージを買ったりしました。
放課後は、みんなでファミレスへ行ったり、楽しかったです。
初めての給料で、母親から頼まれて家のカーペットを買いました。
一緒に選びに行くと、わたしの選んだカーペットを全て趣味が悪いと否定して、母親はなぜか終始不機嫌でした。
喜んで欲しいと思っていたので、もっと高級なのを買わなきゃいけないのかな?とか思いました。
父親が母親に「やっと本当のプレゼントを貰えたね」と、言っていました。
今までも、母の日や誕生日など、ずっとプレゼントをしてきたけど、自分で稼いだお金じゃないからカウントされないらしいです。
でも、そう言われてわたしは悲しかったです。
もうひとつお金の話し。定時制高校の入学金や、入学式に着る服を買うために、小さい頃からおこずかいやお年玉を貯めていた通帳からお金を下ろしました。
通帳を見てびっくり。
ほとんどのお金は数年前に、誰かに引き落とされていました。
不思議に思って母親に聞くと、
「本当にお金が無くて、困っていたんだ!」と、母親は怒りました。
母親が貯金を引き出していました。
わたしは、
お金が無くて困ったのは、わたしが居るからなんだ。と思いました。
今思うと、怖いことだけど、その頃は本気でそう思っていました。
ここまでお読みいただき、お付き合いいただき、ありがとうございました(^ ^)