こんばんは(^ ^)
お立ち寄りいただきありがとうございます!
前回の続きです。
高校受験は全て失敗に終わりました。
進路が決まらないまま、卒業式を迎えました。
親は卒業式には来ませんでした。
全員の進路が決まったら髪を切る。と言っていた先生が、長い髪のまま、壇上からわたしを睨んでいました。
副担任の先生が、進路の相談にのると言ってくれて、卒業式の翌日、am11:00に電話をする約束をしました。
当日、何度かけても先生は電話に出ませんでした。
次の日も次の日も、かけても繋がらず、二度と先生と話すことはありませんでした。
わたしは見捨てられました。
途方に暮れている時、たまたま家に居た母親が横へ来て、
「どうするのよ!!」
「まったく!!」
と、イライラと激しく罵りはじめました。
「こんな事になるなら専門学校へやればよかった!」
とも言われました。
その専門学校とは、仲の良い友達に誘われて、行ってみたい!と母親に相談した事があった所です。
相談した結果、
「あんたに出来るの?」
「金だってかかるでしょ!」
と、一蹴された話しです。
ちなみに美容師の専門学校です。
友達はそこへ進学して、立派な美容師になりました(^ ^)
副担任と連絡も取れず、どうしたらいいのか分からず、わたしはただ、呆然としていました。
その横で、母親はわたしを睨みながら罵り続けます。
「こんなことになるなんて!」
「あんた!これからどうするのよ!」
「アー!塾にでもやればよかった!」
…塾だって、行きたい!って言っても、行かせてくれなかったじゃないか!
「うるさいな!!」
もう耐えきれず、生まれて初めて親に口答えをして、わたしは外へ出ました。
天気の良い春の日でした。
涙があふれて、どうにも困りました。
今でもわたしは、春の日が苦手です。
ここまでお読みいただき、お付き合いいただき、ありがとうございました(^ ^)